BanaDIVE™ AXの裏側を推測してみる
先日6月28日にSTUDIO COASTからのオンライン配信で行われた
ASOBINOTES ONLINE FES(#AOF)*1で使われたインタラクティブバーチャルパフォーマンスシステム BanaDIVE™ AX*2の裏側を推測してみた
BanaDIVE™ AXってなんやねん
DJパフォーマンス(楽曲を違和感なく繋ぐ、楽曲のテンポをコントロールする、オーディエンスを盛り上るなど)が組み込まれたゲームAIが、3Dキャラクターのモーションや、ライブ空間の演出を連動させて行います。また、リアルタイム投票による楽曲選曲や、楽曲と連動したビジュアル演出、AR視聴演出といったインタラクティブなエンターテインメント要素も組み込みました 。
(*2より引用)
AIなのかこれがDJをしてそれにARとか投票とかインタラクティブに演出するシステムということらしい。COVID-19の影響でオンラインフェスが多いがインタラクティブなのはなかなかなく(Streamlabsぐらい?)実際AOFを見ていたがリアルタイムに投票で次の曲が決まるのは箱の空気に合わせて選曲するDJのようで面白かった。
ASOBINOTES ONLINE FES
STUDIO COASTの4フロアを同時配信(アーカイブ無し!)したオンラインフェス
バンナムの力を感じた大型の配信イベント電音部*3のプロモーションも兼ねてたみたい このサイトもWebGLで面白い。
推測してみた
あくまで下記の内容は推測である
バンナムは[playervspf.channel.or.jp]で配信プラットフォームを持っているみたいだ*4AOFもアソビストア上での配信ページはこのプラットフォームの上にあった。またTwitchは720pだったがchannel.or.jp上では1080pで流れていたのでStudioCoastから最低4本のFHD送出をしていたようだ。専用線でも引いてあるんだろうか…
いずれのドメインもAWSのIPに置いてあった。TwitchもAmazon資本だし相性はいいのかも(全く関係ないが)むしろ社内の都合だろう…
BanaDIVE™ AXのフロントエンドはthree.js(WebGL)で構築されており人間の温かみのあるjsが見られた。AR部分はその名の通りのAR.js(ほぼ一択な気がする)でAREffectがEffekseerというゲーム向けエフェクト編集ツールで作成されたものをEffekseerForWebGLでthree.jsに組み込まれているようだった。
投票機能をホストするサーバーは[futurebeat.io]というドメインに置かれておりこのドメインはミライ小町*5という技術系キャラクターの新曲「future beat」に由来してそうだ。またGooglecacheによるとDocker上でNginxとPHPが作動しているようだ。
こんなかんじ
ブログをかくのが久々で締め方を忘れた。
色々裏の技術の方々の遊び心が感じられて面白かった。ただ表のドメインがcloudfront.netなのが気になった。
バンナムから怒られたら消えます。